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庄内砂丘メロン
昼夜の寒暖差が大きく、水はけのよい砂丘地はメロンづくりの理想郷。みずみずしく緻密な果肉、口に入れた瞬間に広がる深い甘みは、もはやスイーツと言っても過言ではないでしょう。初夏のギフトとしても人気の高い庄内砂丘メロンを、産地直送でぜひご賞味ください。

FEATURES

「庄内砂丘メロン」の特徴

FEATURE

1

自然豊かな奇跡のメロン産地

日本海のさざなみに沿って弓なりに砂浜が続き、その先に鳥海山を望む庄内砂丘。ここはメロンの栽培に最適な条件が揃った、メロンづくりの理想郷といえます。東北に位置しながら、日中は暑いくらいの日差しが照りつける一方、夜になるとグッと気温が下がります。この寒暖差が、メロン表面のネットのはりを促し、 糖度を高めます。収穫期が近づくと、 水分を制限してメロンに甘みを凝縮させていきます。水はけの良い砂地は水分の調節がしやすく、美味しいメロンに仕上がります。

自然豊かな奇跡のメロン産地

FEATURE

2

生産者のこだわりと想い

美味しいメロンをつくるためには、生育ステージに応じて温度、水分、肥料などを細かくコントロールし、花やつるの管理をしていく必要があります。たくさんの手間がかかりますが、庄内砂丘メロンにかける生産者のこだわりと想いが、長年愛される産地ブランドをつくっています。庄内砂丘の美しい自然と調和したメロンづくりを目指して、環境に配慮したマルチ内施肥や、農薬の使用回数を最小限に抑える取り組みも進めています。

生産者のこだわりと想い

FEATURE

3

基準の徹底で
産地ブランドを守る

収穫期が近づくと、地域のベテラン生産者が圃場を回り、メロンの状態と糖度をチェックしていきます。収穫直前にも糖度を調べ、基準値を超えた圃場のみ、収穫することができます。生産者自らが、メロン1玉ずつに自分の名前が記載されたシールを貼り、責任を持って出荷します。味はもちろんのこと、外観にも強いこだわりを持ち、細かい基準を設けています。

基準の徹底で<br>産地ブランドを守る
Q.

山形県の庄内砂丘メロンの特徴は?どのような味ですか?

A.

全国有数のグルメ県・山形。さくらんぼに牛肉に芋煮など、シーズンを通して美味しい食べ物がたくさんありますよね!
そんな山形県、実はメロンの収穫量が9,550t(農林水産省 令和4年)で、全国第4位を誇るメロンの一大産地なのはご存じですか?
県内では主に、鶴岡市、酒田市、遊佐町などの日本海沿いの砂丘地帯で栽培されていることから、「庄内砂丘メロン」と呼ばれ、古くから親しまれています。

庄内砂丘メロンは大正7年から栽培が始まりましたが、昭和の戦時下になると栽培の中断を余儀なくされてしまいます。しかし戦後に「プリンスメロン」を導入すると、その味が評判となり、メロンの産地としての地位を確立しました。

庄内砂丘メロンが高品質な理由は、古くから培われてきた生産者の技術はもちろん、その気候風土にも秘密があります。 メロンは、土壌の水分量が多いと水分を吸収して糖度が下がってしまう果物。庄内平野の土壌は地下水と栄養分が豊富で、さらに砂丘地は水はけが良いことからメロン栽培に適していると言われています。 また日中の強い日差しと昼夜の寒暖差が、甘みのぎゅっと凝縮されたメロンを生むのです。

Q.

山形県の庄内砂丘メロンの代表品種は?

A.

古くからの歴史のある庄内砂丘メロンですが、現在育てられている主な品種についてご紹介いたします。

1.アンデスメロン
果皮には網目模様がしっかり入り、安定的に収穫でき、見た目も美味しさも「安心できる」メロン、アンシンデス・メロンから、「アンデスメロン」と命名されたとも言われています。露地メロンの品種の中で栽培面積トップの地位を確立しています。
アンデスメロンは1977年に誕生し、プリンスメロンよりも早い時期の6月中旬から8月中旬ごろまで市場にならびます。1玉が1.2kg前後と大玉で果肉は黄緑色、甘味が濃厚でジューシーです。

2.鶴姫メロン
「鶴姫(つるひめ)」は山形県のオリジナル品種で1998年からJA鶴岡にて販売がはじまりました。 網目が入ったネット系メロンで、表皮も果肉も緑色をしている青肉系に分類されます。ネットが全体に細かくムラなく綺麗に入っており、見た目も美しいです。
アンデスメロンは濃厚な甘みが特徴ですが、鶴姫は、後味の良い上品な甘みが特徴です。
JA鶴岡では食味はもちろんのこと、外観にも細かい選別基準が設けられ、その基準をクリアしたメロン一玉ずつに生産者名入りのシールを貼って出荷しています。収穫は6月中旬から8月上旬ごろで、外観の美しさと、良好な美味しさから、お中元やサマーギフトとしてとても人気が高いメロンです◎

3.鶴姫レッドメロン
「鶴姫レッドメロン」は、鶴姫と同じく山形県のオリジナル品種で、JA鶴岡で平成11年から販売がはじまりました。鶴姫メロンは緑肉系品種ですが、鶴姫レッドは赤肉メロンです。名称は鶴姫と同様に一般公募で決められたそうです。
表面にはマスクメロンのような綺麗な網目ができ、ネットの盛り上がりが良く見た目も美しいメロンです。外皮は緑色、果肉は鮮やかなオレンジ色が特徴の赤肉系のメロンです。舞姫レッドのほかに、同じ庄内砂丘メロンの舞姫と呼ばれる青肉系のメロンもあります。舞鶴メロンには厳しい基準値が設けられ、味や見た目を総合的に検査されているので、美味しさと外観の美しさが必ず保障されているといえます。 鶴姫と同じく収穫は6月中旬から8月上旬ごろで、こちらもお中元やサマーギフトとしてぴったりのメロンです!

4.クインシーメロン
「クインシーメロン」は1989年に海外産メロンと国内産メロンとの交配で誕生した赤肉のメロンです。ヨーロッパ系赤肉メロン「ボレロ」と「アールス夏系7号」を交配して生まれたものに「スーパタチブ」を交雑し育成し、さらに「新宝玉の固定系×ふかみどりの固定系」との交配後を経て育成されました。
赤肉ということでトランプの女王を表す「 Queen(クイーン ) 」と,カロテンが豊富なことから健康を表す「 Healthy(ヘルシー ) 」とを組み合わせて名づけられました。
果肉は青肉に比べると果肉がとろりとなめらかで、濃厚な甘さが特徴です。赤肉系のメロンには、βカロテンが含まれており抗酸化作用に優れているとされています。日持ちもよく食味も安定していることから、長年にわたり赤肉メロンの代表品種として定着しています。クインシーシリーズには「夏のクインシー」や「春のクインシー」など季節ごとのバリエーションがあります。

メロンの品種や特徴については、こちらのサイトでも詳しくご紹介しているので、ぜひご覧になってみてください◎

参考
メロンの人気品種と特徴|産直プライム

Q.

山形県の庄内メロンの旬の時期は?

A.

庄内砂丘メロンは、6月中旬からハウス栽培もの、7月上旬からトンネル栽培ものが出荷され、8月上旬頃まで続きます。

・アンデスメロン:6月中旬~8月中旬
・鶴姫メロン:6月中旬~8月上旬
・鶴姫レッドメロン:6月中旬~8月上旬
・クインシーメロン:4月上旬~8月下旬

Q.

山形県の庄内メロンを注文するときの注意点・コツはありますか?

A.

1.網目がクッキリ盛り上がっていること
網目がクッキリと盛り上がっているメロンを選びましょう◎ 網目がクッキリとキレイに盛り上がっているメロンは、順調に成長した証拠でもあります。メロンは、果肉が成長すると皮にヒビが入り、果汁が外に溢れ出ます。溢れた果汁がヒビを塞ぐことで、メロンの網目が形成されます。

2.形が左右対称できれいであること
メロンの形が左右対称であるか確認してみましょう! バランスの良いメロンは、味にばらつきがなく安定しています。いびつな形をしていると、食味が劣る可能性があります。

3.ずっしりと重いこと
ずっしりと重いメロンを選びましょう。 重量のあるメロンは、果肉がしっかり成長し、果汁が豊富な証拠です。店頭に並ぶメロンを持ってみて、重たい方を選ぶといいでしょう。

メロンの選び方については、こちらのサイトでも詳しくご紹介しているので、ぜひご覧になってみてください◎
美味しいメロンの選び方|産直プライム