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【メロン丸ごと保存テクニック】常温、冷蔵、冷凍の保存方法を徹底解説!

【メロン丸ごと保存テクニック】常温、冷蔵、冷凍の保存方法を徹底解説!

メロンは、初夏から真夏にかけて旬を迎える、暑い時期の定番フルーツです。爽やかな甘みと滑らかな舌触りは、大人から子どもまで大人気ですよね。

しかし、メロンを丸ごと購入した際、保存方法に迷うこともあるのではないでしょうか。また、スーパーなどで購入したメロンは未熟で、甘みを十分に感じられないこともあります。

そんなとき、メロンの正しい保存方法をおさえておくと、食べ頃を逃さず、最も美味しい状態で味わうことができます。さらに、長期保存が必要な場合も、ポイントを知っておくことで美味しさを長持ちさせることが可能になります!この記事では、メロンの保存テクニックを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてくださいね◎

メロンの追熟と完熟の見分け方

まずは、メロンの追熟と完熟の見分け方について解説します。


追熟することで本来の甘みを引き出せる

メロンは収穫後も追熟が進み、果肉が柔らかく熟すことで甘みが引き出されます。追熟とは、植物が成熟する過程で起こる変化のことで、桃やりんご、マンゴーなどにも起こります。

追熟が進むと、果皮の上からでも分かるほど果肉が柔らかく、香りも強くなります。購入直後とは明らかに状態が変化するので、食べ頃を逃さないよう、完熟サインをしっかりと見極めることが大切です。

メロンの追熟のやり方

メロンを自宅で追熟させる際は、以下の手順で行ってください。

  1. 箱入りの場合、必ず箱から出す
  2. メロンのお尻にふきんやキッチンペーパーを4つ折りにして敷く
  3. そのまま風通しの良い涼しい場所に常温で2~3日置く

箱に入ったまま常温保存すると、箱の中の湿気で傷みやすくなってしまうため、必ず外に出してください。また、直射日光やクーラーの冷気が当たる場所は、メロンの追熟に不向きなため、できるだけ風通しが良く、涼しい場所を選びましょう。

なお、追熟が進み過ぎると過熟となり、食味が落ちてしまうので注意が必要です。こまめに様子をチェックし、完熟サインを見逃さないようにしましょう。

メロンの完熟サイン

メロンの完熟サインは、以下の特徴で判断できます。

  • つる:メロンは完熟するとつるが枯れてきます。
  • お尻:お尻の部分を押すと少しへこむ程度が食べ頃です。
  • 香り:甘い芳香が購入時よりも強くなります。

完熟が近づくと、日に日に変化が著しくなります。状態を確認しながら、食べ頃のタイミングを見計らうことが大切です。完熟を過ぎると、メロンの味がだんだんと落ちてしまいますので、追熟し終えたメロンはできるだけ早めに食べきりましょう。

メロンの完熟サインについてより詳しく知りたい人は、こちらの記事もぜひ併せてチェックしてくださいね!


完熟メロンを冷蔵保存するポイント

完熟したメロンは常温で置いておくと、すぐに傷んでしまいます。しかし、冷蔵庫で保存することで鮮度を長持ちさせることができ、美味しく食べられます。

冷蔵保存の際のポイントは以下の通りです。

  • 完全に密閉せず開口部を作る:密閉すると熟成ガスが溜まり、早期腐敗の原因に
  • できるだけ低温で保存する:冷蔵庫の野菜室など、低温部に保存するのがベスト

完熟したメロンは、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。野菜室は、野菜や果物の保存に最適な温度が設定されているため、冷蔵庫に入れておくより鮮度が長持ちしますよ。保存するときはペーパータオルで包み、ポリ袋に入れて密封することで乾燥を防ぎ、メロンが発するエチレンガスによって他の食材が傷むのも防ぐことができます。

また、冷蔵庫内で他の食品から離れた場所に保存し、定期的に様子を見るのがおすすめです。傷みが見られたら、早めに食べきるようにしましょう。

これらのポイントをおさえることで、完熟したメロンの美味しさをキープすることができますが、日持ちは2~3日程度が目安となります。完熟後はあまり長く放置せず、できるだけ早めに食べきりましょう。

長期保存が必要な場合の冷凍保存

完熟したメロンをどうしても数日のうちに食べきれそうにない場合、長期保存する方法として冷凍が有効です。冷凍すれば、約1ヶ月ほど保存することができます。

冷凍保存の手順は以下の通りです。

  1. メロンを種とへたを取り除いて一口大に切る
  2. フリーザーバッグに入れ、空気を抜いて密閉する
  3. -18℃以下の冷凍庫で保存する

解凍時は以下の点に注意しましょう。

  • 自然解凍が基本
  • 電子レンジで解凍する場合は、短時間で解凍する
  • 解凍後はできるだけ早く食べきる

冷凍したメロンは、生のメロンと少し食感は異なりますが、そのままでも十分美味しく頂けますし、スムージーやシャーベット、アイスクリームのトッピングなど、アレンジ次第で様々な用途に活用できます。

大量消費に役立つメロンのおすすめアレンジレシピ

ここからは、メロンの消費に困ったときに役立つアレンジレシピを紹介します。

メロンスムージー

  • 調理時間: 15分
  • 費用目安: 1200円

【材料 2人前の分量】

  • メロン 1/2個
  • 牛乳 200ml
  • 氷 1カップ
  • はちみつ 大さじ2
  • ブルーベリー 適量
  • ミント 適量

【作り方】

  1. メロンは種と皮を取り除き、適当な大きさにカットします。
  2. ミキサーにメロン、牛乳、氷、はちみつを入れて滑らかになるまで撹拌します。
  3. グラスに注ぎ、ブルーベリーとミントの葉をトッピングして完成です。

このレシピは、メロンの甘みと牛乳のまろやかさが絶妙にマッチした、夏にぴったりの冷たいデザートです。ブルーベリーとミントのトッピングが爽やかさをプラスし、見た目にも美しい一品に仕上がります。お好みで、はちみつの量を調整して、甘さを加減してください。

メロンシャーベット

  • 調理時間: 約180分 (凍結時間含む) 
  • 費用目安: 900円

【材料 2人前の分量】

  • メロン 250g
  • 水 50ml
  • 砂糖 25g
  • レモン汁 大さじ1/2

【作り方】

  1. メロンは種と皮を取り除き、細かく刻みます。
  2. 鍋に水と砂糖を入れて中火で熱し、混ぜながら砂糖が溶けるまで加熱します。火からおろし、冷まします。
  3. 2にカットメロンとレモン汁を加えて混ぜます。
  4. バットに流し入れ、冷凍庫で2時間程冷やします。取り出してフォークでざっくりと混ぜます。
  5. 平らにならし、冷凍庫でさらに2時間以上冷やし固めます。

このレシピは、メロンのフレッシュな甘さとレモンの爽やかな酸味が絶妙にマッチしたシャーベットです。暑い夏の日にぴったりのデザートで、おもてなしやパーティーにもおすすめです。

メロンゼリー

  • 調理時間: 約240分 (冷やし固める時間含む) 
  • 費用目安: 1000円

【材料 2人前の分量】

  • メロン 1/2個
  • 砂糖 大さじ4
  • 水 150cc
  • 白ワイン 大さじ1
  • 粉ゼラチン 9g
  • 冷水 大さじ3

【作り方】

  1. 冷水に粉ゼラチンをふり入れ、ふやかします。
  2. メロンは種とわたを取り除き、皮から5mmほど残して果肉をくり抜きます。
  3. 果肉の大きい部分は一口大に切り、細かい部分は粗く刻みます。
  4. 鍋に砂糖、メロン果汁と水を合わせたもの、白ワイン、メロンの果肉を入れて混ぜ、中火で熱します。
  5. 煮立ったらときどき混ぜながら2分ほど弱めの中火で煮ます。
  6. 火からおろして1分ほど混ぜ、ゼラチン液を加えてさらに混ぜながら溶かします。
  7. メロンの皮にゼリー液を流し入れ、粗熱をとります。
  8. 冷蔵庫に4時間以上入れて冷やし固めます。

このレシピは、メロンの甘さと白ワインの香りが楽しめる、見た目にも美しいゼリーです。メロンの皮を器にして、中にゼリーと果肉を入れることで、特別な日のデザートにもぴったりな一品になります。

まとめ

メロンは、購入直後だと未熟なことが多いため、常温で2~3日置いて追熟させるのがおすすめです。追熟させる際は、必ず箱から取り出し、風通しの良い涼しい場所で保存しましょう。

また、追熟が終わったメロンは、冷蔵庫で保存するか、数日中に食べきれない場合、冷凍保存することで美味しさをキープできます。大量のメロンを消費する際は、スムージーやシャーベット、ゼリーなどのアレンジレシピを活用することで最後まで無駄なく美味しく食べられますよ。

この夏は、旬のメロンを上手に保存して、フレッシュな美味しさを堪能してみてはいかがでしょうか◎

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