FEATURES
「殿様のだだちゃ豆」の特徴
FEATURE
1
鶴岡にしかない逸品
鶴岡地域の在来種であるだだちゃ豆は、さやの産毛も中の豆も茶色味がかっていて、2粒さやが多いという特徴があります。その種は先祖代々、選抜を繰り返し、門外不出で受け継がれてきたものです。江戸時代、庄内藩のお殿様が、鶴岡から枝豆を持ち寄らせては、「どこのだだちゃ(お父さん / おやじ)の枝豆か」と尋ねていたことからだだちゃ豆という名がついたとのだとか。
FEATURE
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だだちゃ豆は鮮度が命
だだちゃ豆の収穫は、夜明け前から始まります。暑さに弱いだだちゃ豆の鮮度を保つために、午前10時〜午後3時の間は収穫を行わないことが定められています。収穫後はすぐに選別・袋詰めし、その日のうちに保冷車で出荷します。冷凍だだちゃ豆には急速冷凍技術を採用しており、だだちゃ豆本来の味と香りを、年間を通じてお届けできるよう努めています。
FEATURE
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日本一のプライド
湯尻川がつくった砂質の扇状地が広がる鶴岡地域は、マメ科の生長に欠かせない根粒菌が好む土壌であり、川から立ち上る朝霧が適度な潤いを与えてくれる、まさにだだちゃ豆のパラダイス。そこでだだちゃ豆を育てる生産者は皆、日本一の枝豆を作っているというプライドを持ち、より美味しいだだちゃ豆を届けるため、日々の作業に没頭しています。
だだちゃ豆の産地はどこ?美味しい理由は?
令和4年の農林水産省のデータによると、山形県の枝豆の作付面積は1,470haで全国2位、出荷量は4,320tで全国4位であり、日本有数の枝豆の産地です。
美味しくて栄養満点な山形県産の枝豆は、ビールのお供に子供のおやつにと、いろいろなシーンで大活躍しています◎
なかでも鶴岡市発祥の特産品「だだちゃ豆」は、日本一美味しい枝豆としてCMでも有名になり、やみつきになる人が続出しています!
ではこの「だだちゃ豆」、普通の枝豆とどう違うのでしょうか?
だだちゃ豆のはじまりは古く、江戸時代にさかのぼります。庄内地方では約30種類の枝豆を栽培していますが、旧鶴岡市周辺でのみ、普通の枝豆の緑色とは違った、外皮が褐色がかり、うぶ毛が茶色い枝豆が収穫されました。さらに茹でるととうもろこしのような香ばしい香りが漂い、食べると濃厚な甘みと旨みが口の中に広がります。
この枝豆を食べた庄内藩の殿様が、あまりのおいしさに「今日はどこのだだちゃの豆か?(だだちゃとは、庄内弁でお父さんの意)」ということから「だだちゃ豆」と呼ばれるようになったとも言われています。
こんなにも美味しいだだちゃ豆ですが、鶴岡地域の限られた生産者しか栽培できないため、生産量が限られてしまい、なかなか手に入りくくなっています。毎年、種子を選抜し続けないと味が落ちてしまう、手間のかかる貴重な品種なのです。
だだちゃ豆の旬の時期はいつですか?
だだちゃ豆は7月下旬~9月にかけて収穫され、特に8月中旬~下旬のお盆のあたりが最盛期です。
収穫時期ごとに名称がついていて、収穫が早いものから極早生、早生、本豆、晩生となります。
1.極早生(7月下旬)
最も早く7月下旬に収穫されます。いち早くだだちゃ豆を食べたい方におススメです◎
2.早生(8月上旬~中旬)
最盛期のだだちゃ豆の中から早く収穫されただだちゃ豆を選別し、翌年に植え、そのうち早く収穫されたものを選別するを繰り返してできました。お盆の時期にも味わえるだだちゃ豆です。
3.本豆(8月中旬~下旬)
最盛期のだだちゃ豆の時期。だだちゃ豆の甘くて濃厚、香ばしい味わいを楽しめる時期です。店頭で見かけたら、ぜひ購入してみてくださいね!
4.晩生(9月上旬~中旬)
早生や本豆より大ぶりです。実入りがよくて甘みが強く、本豆の時期とはまたちがう深い味わいが楽しめます。
だだちゃ豆の食べ方を教えてください
枝豆を美味しく食べるには3つのポイントがあります。ぜひ参考にしてみてください!
1.食べる分だけゆでる
枝豆は基本的に日持ちがしない食材です。そのため、枝豆を調理する際は、食べる分だけ茹でるようにしましょう。食べきれない場合は、ジプロックに入れて冷凍保存してください。
2.蒸し焼きで栄養を逃がさないように調理する
枝豆を茹でて調理するのは一般的な方法ですが、実はビタミンなどの栄養が流れ出てしまいます。できるだけ、栄養を逃がさず美味しく食べるには蒸し焼きで調理してみてください◎
3.新鮮なうちに消費する
枝豆に含まれるオルニチンや栄養素などは、冷凍保存すると徐々に失われていきます。枝豆の栄養を逃さず、美味しく食べるためには、できるだけ早く食べるよう心がけましょう。
枝豆の食べ方については、こちらのサイトでも詳しくご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
おいしいだだちゃ豆の見分け方を教えてください
1.サヤがふっくらとしている
実が詰まって食べ頃の枝豆は、サヤがふっくらとしています。
だだちゃ豆はさやも豆も小ぶりではありますが、中にある豆が大きく成長しており、実が詰まっているものが美味しいです。
逆に、サヤの部分が痩せ細っているものは、うまく成長していないサインなので注意して選んでみてください。
2.葉っぱやサヤが鮮やかな緑色をしている
葉っぱやさやが鮮やかな緑色をしているのも、新鮮で美味しい枝豆の証拠です。
また、枝が一緒についていると、より新鮮で、保存もききやすいので、そちらがあれば枝付きの方を購入するのがおすすめです。
一方、葉が枯れていたり、サヤが黄色っぽい色のものは、あまり鮮度が良くないので購入しないようにしましょう。
当ショップのだだちゃ豆は、早朝の涼しい時間帯を狙って素早く収穫し、その日のうちに出荷しているので、とても新鮮です◎
3.うぶ毛が生えている
サヤに細かい産毛が生えているものは、新鮮な枝豆のサインです。
特に産毛がびっしりと生えていて、ふさふさな状態であればあるほど、より新鮮な枝豆です。
枝豆の選び方のコツについては、こちらのサイトでもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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