枝豆は、ホクホクとした食感と旨みがあり、ビールのお供や様々な家庭料理の食材として人気があります。しかし、その美味しさの反面、なかなか日持ちがしないのが難点です。旬の時期に茹でたてをいただくのは最高の贅沢ですが、たくさんあってストックしておきたい場合、賞味期限や保存方法に注意する必要があります。
この記事では、そんな枝豆の賞味期限や適切な保存方法について解説します。大量消費に役立つアレンジレシピも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね◎
枝豆の賞味期限
枝豆はさやに包まれているため長持ちしそうなイメージを持っている人も多いかと思いますが、鮮度が重要な枝豆の日持ちは短めです。そのため、お店で購入した枝豆は、できるだけ早めに消費することをおすすめします。
特に、生の枝豆は常温で置いておくと劣化が早いので注意が必要です。気温が高い日は、常温で数時間放置しただけでも、かたくなったり変色したりする可能性があります。新鮮な枝豆を楽しむためにも、冷蔵保管は必須でなるべく早めに茹でて食べきるのがベストな消費方法と言えます。
枝豆の適切な保存方法
ここからは、枝豆の適切な保存方法について紹介します。
冷蔵保存
先ほど紹介した通り、枝豆は常温で置いておくと劣化が早まるため、購入後は必ず冷蔵庫に入れて保存しましょう。冷蔵庫で保存すれば、常温に比べてかなり長持ちします。
冷凍保存
数日以上、枝豆を保存したい場合は冷凍するのがおすすめです。枝豆を冷凍する場合は、一度茹でてから保存します。茹でずに生の状態で冷凍すると、解凍時に変色や風味の劣化が起こりやすくなります。
茹でてから冷凍する手順は以下の通りです。
- 枝豆を熱湯で2分半から3分ほど茹でます(少し固めがおすすめです)
- 冷水にとって冷やし、水気を切ります
- ポリ袋に入れて密封し、冷凍庫に入れます
このように、茹でてから冷凍保存すれば、枝豆の風味や色合いを長期間キープできます。賞味期限は、1~2ヶ月程度を目安としてください。冷凍された枝豆は、そのまま加熱して食べるか、炊き込みご飯や和え物などのアレンジレシピにも活用できますよ。
冷凍でもOK!枝豆の大量消費レシピ
ここからは、冷凍枝豆でも作れる大量消費レシピを紹介します!
枝豆ご飯
- 調理時間: 約35分
- 費用目安: 約400円
【材料 2人前の分量】
- 米 2合
- 枝豆(さや付き) 150g
- 塩 小さじ1
【作り方】
- 米は研いで水気を切り、2合の目盛りまで水を入れて30分浸水させます。
- 枝豆は耐熱容器に入れ、600Wの電子レンジで1分半加熱し、さやから実を取り出します。
- 米が浸水できたら、塩小さじ1を加えて混ぜ溶かします。
- 最後に枝豆を上に広げて炊飯器で炊きます。
- 炊き上がったら、全体を底からさっくりと混ぜ合わせて完成です。
塩は、米が水を吸って真っ白になればOKです。炊き上がりに酒大さじ1/2を全体に振りかけて少し蒸らすと、酒のコクと風味がプラスされます。
枝豆の天ぷら
- 調理時間: 約15分
- 費用目安: 約200円
【材料 2人前の分量】
- 枝豆 160g
- 小麦粉 大さじ3
- 水 大さじ4
- 塩 少々
- 揚げ油 適量
【作り方】
- 枝豆は電子レンジで軽く加熱し、鞘から出します。
- 小麦粉と水を混ぜ合わせ、枝豆をキッチンペーパーで水気を拭き取ってから入れ、混ぜます。
- 揚げ油を熱し、2の枝豆をスプーンで一口サイズに落として揚げます。
- 揚がったら取り出して油を切り、熱いうちに塩をふり、お皿に盛り付けます。
揚げ油は170℃が適温です。天ぷらは揚げたてが一番美味しいので、食べる直前に揚げるのがおすすめです。
枝豆入りコンソメスープ
- 調理時間: 約15分
- 費用目安: 約400円
【材料 2人前の分量】
- ベーコン 2枚
- 枝豆(冷凍) 大さじ2
- コーン(冷凍) 大さじ2
- 玉ねぎ 1/4個
- コンソメの素 1個
- マジックスパイス 少々
- 粒コショウ 少々
- オリーブオイル 適量
【作り方】
- 玉ねぎとベーコンをみじん切りにし、オリーブオイルをひいた小鍋で弱火で炒めます。
- コーンと枝豆を加えて軽く炒めた後、お湯カップ2杯とコンソメの素を入れて5分ほど煮込みます。
- マジックスパイスと粒コショウを振って味を整え、出来上がりです。
簡単な手順でさっと作れる、栄養満点のスープです。彩り豊かで目にも美味しい一品をぜひお試しください。
まとめ
枝豆の賞味期限は、保存方法によって大きく異なります。特に冷凍保存は、茹でてから冷凍することで長期保存に適しています。茹でた枝豆を小分けにして冷凍保存しておけば、必要な分だけ解凍して様々な料理に活用できます。
このように、旬の美味しい枝豆を無駄なく長く楽しむには、適切な保存方法を選ぶことが大切です。保存上の注意点を押さえれば、いつでも美味しい枝豆を味わえますよ◎